現場レポート_Part4　~ 江南市の建築現場 & 大工さんインタビュー ~

江南市で建築中の現場へ行ってきました。

今回で4回目の訪問です。

＜前回レポートはこちら＞

現場レポートを始めてから、

建築現場へ週に1度のペースでうかがっています。

そのたびに作業が進んでいて変化が見られるのがとても楽しみです。

けれど何度訪れても変わらないのは、建築現場の独特な空気感。

オーナー様や、職人さん、担当スタッフなど、

さまざまな人の想いが集まる聖域のように感じるのです。

期待や希望が込められて大切に育っている建築現場。

私も大切なものを扱う気持ちでいい緊張感をもって

様子を見せていただきます。

さて、今回の現場の様子は・・・？？

現場に車をとめて最初に目に入ったのが、

屋外の作業の様子です。

外壁工事の職人さんが二人がかりで

外壁材のガルバリウム鋼板を貼り進められていました。

こちらに気づかれる様子もなく、

目の前の作業に黙々と向き合われている様子が印象的です。

室内工事は大工さんが、 屋外では外壁やさんが

同時に作業をすすめられていて、

それぞれの役割を果たしながら

つくりあげられていく様子が伝わります。

室内に入ってみると、

ん？？？？

みどり？？？

壁も天井も、部屋全体が緑色のシートで覆われています。

室内が快適になる特別なシート。

そしてこちらをよく見てみると・・

このあと、モコモコは削って平らにするとのことです。

高気密住宅に興味がある方、

この特別なシートが気になるよという方は、

一度担当者に聞いてみてくださいね。

これまでレポートしてきました江南市の現場。

この現場を担当されている大工さんに

“現場知り隊” 中村がインタビューしてみました。

休憩中に、失礼しまーーーす。

中村：お名前を教えてください。

大工さん：林です。

中村：お住まいはどちらですか？？

大工さん：岐阜県の各務原市です。

中村：大工さん歴は何年ですか？？

大工さん：30年くらいになるねー。

中村：なぜ大工さんになられたのですか？きっかけなどありましたか？？

大工さん：3代目なんですよ。親父が大工でね。ひいじいちゃんは木こりだったんです。一度サラリーマンになったんだけどその後大工に。

中村：趣味や好きなことはありますか？？

大工さん：サッカーが好きだね。休日も仲間とサッカーしてるよ。

中村：好きな食べ物は？？

大工さん：肉！

中村：大工さんをしていて　”よかった”　と思うことはありますか？？

大工さん：小さい子が喜ぶ姿を見れたときかな。建てている様子をみて楽しんでくれたり、 こちらは毎日やってる当たり前のことだけどそれを見て喜んでくれたりするとうれしいですね。 小さい子から手紙をもらったこともうれしかったねー。

中村：大工さんをしていて難しいと感じることはありますか？？

大工さん：ん～～～難しいことというか、意識してるのは、早く丁寧に作業するってことだね。 早く丁寧に工夫して作業しても、さらにいい方法があるんじゃないかっていつも考えながらやってるかな。永遠の課題だね。 それから、僕らにとっては慣れた作業でも、お客さんにとっては一生に一度ということがあるから、 緊張感をもって日々作業することを意識してますね。

中村：これから家を建てる方に一言お願いします。

大工さん：そうですね～、一生お付き合いできる職人さんや建築会社に出会ってほしいですね。建てて終わりじゃないから。

中村：ありがとうございました！

いつも現場レポートに協力してくださっている大工の林さん。

じっくり話を伺ってみると、

誠実で丁寧で前向きな人柄がいつも以上に伝わってきました。

そして特に印象に残ったのが、”永遠の課題”という言葉です。

日々、黙々と作業される中で、家と向き合い、

目の前の作業と向き合い、よりよくなるようにと、

ご自身の中で次の目標に向かって努力されていることを知りました。

このことを聞いて、家という “モノ” としてだけでなく、

そこに想いがあるということを改めて感じることができました。

林さんの気さくで話しかけてもいいよという雰囲気が、

いつも心をほぐしてれます。 今後もよろしくお願いします。

現場レポートPart5につづきます＞＞＞

“現場知り隊 ”  隊員ナンバー2　中村

自己紹介は(☞ﾟヮﾟ)☞こちら

現場レポートPart1はこちら