2019.06.16
子どもと一緒にお金のお勉強
お金の教育、長男のつまづき
子どもがある程度大きくなると
ちょっと真剣に考え始める「お金の教育」
我が家もどうしたらいいのか、とても悩みました
まず初めに、これはマズイ!!と感じたのは・・・
息子たちが小学校に入ったころでした
近所のコンビニで、カードゲームをまとめ買いしたそうです
コンビニの方が知り合いだったので、教えてくれました
子どもたち、祖父母の家に遊びにいくと
おこづかいをもらっていました
それを全部使うことを覚えてしまったのです( ;∀;)
昔は一緒に行動していたので、自分のお金を自由に使う機会も
なく、好き勝手使えることに喜びを見出したのでしょう
でも、親の前に堂々と出すわけでもない(笑)
なんとなく、うしろめたかったのでしょうね
「お金はほしいものを買うのはいいけど大切にね」と
話していたので、ある程度、理解していたのでしょう。
子どもたちを呼んで話をすると、「みんなが持っているから」と。
そりゃあそうですよねぇ。幼い頃の私ももちろん言ってきましたよ
「みんなが・・」「みんなが・・・」と。
でも親となってはそこは許してはならん!!
と、ビシーッと叱りました。
「あればあるだけ使ってしまうのは、よくないよね」というところで
話しをしましたが、なにせ欲望の塊の子どもたち
とにかく欲しくてしかたなかったみたいです
その後も隠れてコソコソはしていました・・・
子どもの世界は、とっても狭い
大人になった私は、流行に対する興味が少ないのですが
大人はこれが個性として受け止めてもらえ、
また、自分と似たタイプのお友達と出会えてつきあっています
でも、子どもの狭い世界では、流行ってとっても大切に
思えてしまうものなのですよね😱
ほんとにほんとに、狭い世界で生きている子どもたち
「みんな」がたとえ5人でも(笑)世界中になりえます
そんな気持ちを無視して一方的に叱っても
ますます親に隠れて行動することが増えるばかり
(我が家はそんなかんじでした・・・)
そこで、お金って簡単に手に入るものじゃないんだよ、
と教えようと思い、
家事のお手伝いに応じて
おこづかいをプラスする方法にしました
家事は家族としての役割だからおこづかいを与えるなんて、
という
考え方があることも知っていますが
アルバイトができない子どもたちにせめてものプラスを、と
考えて決めました
おこづかい一覧表をはっていましたよ
元のおこづかいは学年×100円
そもそも金額が少ないのですが、
私の父がやたらとおこづかいをあげたがる人だったので
顔をあわせるたびに喜んでおこづかいを与えるので
親からはこれで十分と判断したのです☺
(おつりを貯めこんで、小銭でいっぱいくれました)
困りはしましたが、親の喜びを奪うのも・・・と
考えて、妥協しました
それでお買い物が止まったわけではありませんが
多少、考えてお金を使う場所を選んでいたように思います
そして大学生の今
成長過程では、様々ありましたが
お金が必要な時は、家庭内でのアルバイトでしのぐ、という
ことをずっとくりかえしてきました
そして、それは私たちの実家でも実践させてもらいました
庭のくさむしり、とか、荷物運び、とか
いろいろ名目をつけてもらってアルバイトをさせてもらい
普通のバイトでは考えられない高給(笑)で
雇ってもらいながら
お金と自分たちなりにつきあってきたように思います
おかげで、大学生になった今、
まさに今日、
会社の草をむしっています(>_<)
車の免許を取るのにお金が必要だそうです
お金とのつきあいは、何が正解かはわかりません
かなり親の価値観が反映されると思っていますが、
私の場合は、「労働の対価がお金」と信じ込んでおり、
自分が動くことが大切、と身をもって教えてしまいました
でも、今は株取引とかFXとか、私の思う「労働」とは違う形も
たくさんあって、どう稼ぐのかも人それぞれ。
だけど、最終的な目標は
お金に振り回されずに、楽しく便利につきあえるように
育つといいな、と思っています
ためるばかりでも残念ですし、浪費が過ぎたら辛いです
汗をかきながら草をむしっている息子を見て
あらためて「がんばれー!」と心で応援しています
早く免許とって、私をどこかに連れて行ってほしいものです☺