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家づくりコラム

現場レポート_Part10 ~ 岐阜市の建築現場 _No.2 ~

「いい家づくり」に大切な、現場の力。
現場で働く人たちの技術、こだわり、人柄などを、
"現場知り隊"がみなさまにお届けしていきます。

今回は、岐阜市の建築現場レポートNo.2。
基礎工事から上棟までの様子をレポートします。

2022.01.24

配筋工事のその後

岐阜市で建築中の現場に行ってきました。

今回で2回目の訪問です。

 

<前回レポートはこちら>

 

前回は基礎の鉄筋が組まれていて、

水道屋さんが配管工事をされていました。

今回はそこにコンクリートが流されているはず・・・

 

さて、どんな様子か見てみましょう。

基礎のコンクリート完成

現場に到着。

雰囲気が前回からはガラッと変わっていました。

 

前回はたくさんの鉄筋がパッと目に入ったのですが、
今回は滑らかでまっすぐなコンクリートの表情が際立っています。

 

子どもの頃なら、間違いなく迷路のように通って遊びたくなっていたと思います。

現場監督さんが教えてくれました。
これは家が建った後、床下の点検をする際の通り道だそうです。

なるほど~。(・・・ちょっと正解??)

 

光と影がきれいです。

 

 

土台伏せ工事

さてここからは、基礎のコンクリートが完成した後の土台伏せという作業に入ります。

土台伏せとは、土台となる木を伏せて固定することをいうそうです。

 

木材はプレカット工場というところで、
図面通りに機械でカットされたものが届きます。

けれど基礎から顔を出している金物を木材に通すために、穴をあけるのは大工さんの仕事。
金物の位置に合わせて印をつけているところでした。

ここから大工さんの作業が始まるのですね。

 

上棟

土台伏せが終わると、いよいよ上棟です。

上棟とは、建物の柱や梁などを組み立て、屋根の一番高い位置にある棟木(むなぎ)を取り付けるところまでのことをいいます。

建前、棟上げ、建て方などとも呼ばれています。

上棟の日は朝から工事が始まり、夕方まで作業がつづきます。
土台の上に一気に家のカタチが現れる、見ごたえのある一日です。

 

この日はお昼ごろに現場に到着しました。

クレーンで木材を地面から吊り上げ、その木材を大工さんが受け取り、ちょうどいいところに降ろして紐をほどき組み立てていく、という作業が繰り返し行われていました。

 

棟梁と仲間の大工さんが集まり、7~8人で声を掛け合いながら進められていました。

大工さんの紹介

こちらのお家を担当される大工さんを紹介します。

ニコニコやさしい印象で話しかけやすい雰囲気の井上大工さん。
現在は一宮にお住まいですが、ご出身は熊本だそうです。
大工歴38年の大ベテラン。
子どものころからものづくりが好きで、気づけば大工さんという職業を選んでいたと教えてくださいました。

昔、木材は工場ではなく現場で切っていて、
それぞれの現場に合わせてつくることが好きだったそうです。

工場でカットされた木材を組み立てていくという決まった作業はもちろんのこと、現場に合わせて応用をきかせながらつくりあげることが得意な様子が伝わってきました。

これから完成までよろしくお願いします♪

 

現場レポートPart11に続きます>>>

 

 

前回レポートPart9_岐阜市の現場No.1 は こちら

 

“現場知り隊 ”  隊員ナンバー2 中村

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現場知り隊

Home&nico安井建設 経営企画部の丹羽と中村です。

これからお家づくりを考えられる方にとって、
“いい家づくり”のヒントを探して、建築現場に行って知ったことを発信してまいります。
私たちがリアルな現場のあれこれを知る中で、これから家づくりをされる方に参考になりそうな情報や現場の様子など、私たち”現場を知り隊”がお伝えしてまいります。

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