現場レポート_Part11 ~ 岐阜市の建築現場 _No.3 ~
「いい家づくり」に大切な、現場の力。
現場で働く人たちの技術、こだわり、人柄などを、
"現場知り隊"がみなさまにお届けしていきます。
今回は、岐阜市の建築現場の上棟後、地震に対する強度を確かめた日の様子をレポートします。
2022.02.28
岐阜市の現場、上棟後の様子
耐震診断の様子を見に現場へ
ある朝いつものように出勤し、PCの前に座ると一本の電話がありました。
岐阜市の現場の営業担当からでした。
「今日これから、岐阜市の現場で耐震診断やりますよ~」
なんと!?
ここは現場知り隊としては外せないところ!
オーナー様もいらっしゃるとのことで、 お会いできるのを楽しみにさっそく現場へ向かいました。
あれ?あれれ??
「こんにちは~。」
中へ入ると、ご主人様と奥様とお母さまがいらっしゃいました。
「お世話になっております!」
挨拶を終え、部屋の奥を見ると、 営業さんとコーディネーターさんからまさかの一言。
「今終わりました~(笑)」と。
あらら~。
それでも間に合うところだけ!と思い、パシャパシャ!と撮影します。
弊社が行っている動的耐震診断は、起震機という機械をつかって実際に家を揺らして耐震強度を測定します。
図面上での耐震診断に加えて、 実際の建物の耐震強度を確認するために、 全棟でこの検査を実施しています。
家を揺らして大丈夫?!
この診断で万が一強度が足りないとなった場合は、耐震補強の金物を入れるなどして補強するそうです。
家を揺らすと聞くと、 えっ?!大丈夫なの?!と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
以前、別の現場で一度体験したのですが、
揺れは感じるものの、床にしがみつかなければならないような揺れはおきませんでしたのでご安心ください😉
動的耐震診断にご興味のある方はこちら
丸窓の位置を現場で調整
どの位置にどのようにおさめるのか話しています。
普段から、図面の作成は細心の注意を払いながら行われますが、 実際に工事をする際、大工さんとの相談が必要になることもあります。
その際は、現場監督やコーディネーターが職人さんと最善の選択をするよう力を合わせます。
さあ、ここから大工さんの腕の見せ所。
少しの迷いもなく、驚くほど手際よく作業が進められていきます。
この日はここまで。
どのように窓がつくのかを楽しみにしながら帰りました。
一週間後の様子。
さてそれから一週間ほど経ちました。
この日は現場に到着すると、大工さんは不在でした。
こちらの丸窓は、和室の壁に月をイメージしてつけられています。
他の場所も見てみましょう。
これは床下の通気を確保するためのものです。
こちらは防水シートです。
窓枠から水が入らないように、室内側から外側にかけて長めに防水シートを挟み込んでいます。
一週間ほどの間に工事が進み、かなり様子が変わっていました。
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