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家づくりコラム

屋根材の特徴と選び方【家づくりで後悔しないために!⑰】 

屋根は家の外観を形成するだけでなく、
雨や風、雪などから家を守る大切な部分です。

そのため、屋根材を選ぶ際には、
耐久性やコストやデザインなど、
さまざまな要因を考慮する必要があります。

今回は、瓦、スレート、ガルバリウム鋼板の3つの屋根材について、それぞれの特徴と選び方のポイントについて解説します。

2023.08.29

瓦の特徴

 

○メリット

 

・伝統的な日本の風景に合うデザイン

・耐久性が高く耐用年数が長い

・防水性、断熱性、遮音性に優れる

 

●デメリット

 

・他の材料に比べて重いため家の構造に負担がかかる

・初期費用が高い

 

スレートの特徴

 

○メリット

 

・軽量で家の構造に負担をかけにくい

・初期費用が安い

・色やデザインのバリエーションが豊富

 

●デメリット

 

・耐久性が低い

・メンテナンスの頻度が多い

 

ガルバリウム鋼板の特徴

 

○メリット

 

・軽量で家の構造に負担をかけにくい

・耐食性が高く耐用年数が比較的長い

 

●デメリット

 

・断熱性、遮音性が低い

・無機質でデザインが限られる

 

 

選び方のポイント

性能とコストのバランスを見極める

 

屋根の素材には様々な選択肢がありますが、

前述のとおりそれぞれにメリットとデメリットがあり、

コストも異なります。

 

外観のデザインと合うのかということも含め、

何を優先させるかを考え、選択しましょう。

 

屋根の役割を忘れない

 

屋根の役割として最も重要なのは、

雨や風、雪などから家を守ることです。

 

長い年月が経過しても、

雨漏りなどが起きないようにするためには、

素材の選択だけでなく屋根の形状にも留意が必要です。

 

建物の形が複雑であれば屋根の形も複雑となり、

雨の流れ方も複雑になるためリスクが高まります。

 

なので、屋根形状はできるだけシンプルなほうが望ましいのです。

 

また、選んだ素材によっては定期的な点検や、

メンテナンスが必要となるため、

塗装の劣化や破損部分の修理をおろそかにせず、

屋根を守るための努力を怠らないことも重要です。

 

地域の気象条件を考慮する

 

日本の気象条件は地域によって異なるため、

その地域の特性に合った屋根素材を選ぶことも大切です。

 

風の強い地域や雪の多い地域、

日差しの強い地域や地震のリスクが高い地域など、

地域の気候や災害リスクも考慮する必要があります。

 

まとめ

 

注文住宅の屋根選びは、見た目だけでなく、

耐久性や建物の保護の観点からも重要な決断となります。

 

デザインと性能と予算のバランスを考えた、

最適な屋根材を選択するためには、

プロのアドバイスは欠かせません。

 

ぜひ、信頼できる家づくりのパートナーに相談し、

安心して長く住める家を手に入れてください。

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