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家づくりコラム

住宅の床材は何がいい?【家づくりで後悔しないために!⑳】 

住宅の床材には、さまざまな種類がありますが、
それぞれに異なる特徴や長所短所があるため、
それらを理解した上で選択することが大切です。

2023.11.28

無垢フローリング

 

無垢フローリングは、天然木をそのまま使用した床材です。

木の温かみや風合いを感じられるのが一番の魅力ですが、調湿性や断熱性にも優れているため、快適な室内環境を保つことにも効果的です。

ただし、無垢フローリングと言っても、木の種類によって色や質感は大きく異なるので、それぞれの樹種の特徴を理解しておく必要があります。

また、無垢フローリングは、傷や汚れを放置すると経年劣化が早まる傾向にあるため、定期的にワックスやオイルでのメンテナンスが必要となります。

金額は比較的高めです。

 

複合フローリング

 

複合フローリングとは、合板を主とした基材の表面に薄くスライスした天然木や、木目調のプリントシートを貼ったものを指します。

無垢フローリングに比べて耐久性が高く、傷や汚れに強いのが特徴で、価格が比較的安価なものも多くあります。

天然木を採用したタイプは、無垢フローリングに近い見た目や質感を実現でき、プリントシートを貼ったタイプは、メンテナンスが容易なことも長所です。

 

クッションフロア

 

クッションフロアは塩化ビニル樹脂製の床材です。

耐水性に優れている材質なので、汚れも拭き取りやすく、水回りの床材に使用されることが多くあります。

木目調やタイル調などデザインや色が豊富にあるため、好みに合わせやすいことも特徴です。

ただし、薄く柔らかい材質のため、重いものを置くと窪んだり、傷がつきやすいというデメリットもあります。

価格は比較的安価です。

 

タイル

 

タイルはセラミック製の床材です。

耐水性や耐久性に優れており、デザインや色のバリエーションが豊富で、高級感を演出できます。

一方で、タイルは非常に硬く、冷たさを感じやすい傾向にあるため、採用する場所が限られるのと、衝撃を与えると割れることがあるので注意が必要です。

また、材料そのものも高く、施工にも手間がかかることから、他の床材に比べて費用は高めです。

 

まとめ

 

床材には多くの種類があり、それぞれに特徴も異なりますが、リビングや寝室、水回りなど、部屋の用途によって適した床材は異なります。

床材は日々の暮らしに密接に関係するものなので、好みや見た目の印象だけで判断するのではなく、

用途に合わせて選択することを強く意識しましょう。

 

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