悪質な住宅会社の見分け方【家づくりで後悔しないために！㉓】　

見積もりに対して大幅な値下げを提示する業者は警戒が必要です。

特に注文住宅では、定価が存在しないため、
初期見積もりに値下げ分を含めておき、
後に割引として提示する手法がとられることがあります。

このような不透明な値下げは、
顧客の利益よりも契約獲得のための戦略です。

本当に適正な価格設定であれば、
顧客によって価格が変動することはないはずです。

見積もりに何が含まれているのかが示されていない場合、
将来的な追加料金やトラブルの元となり得ます。

必ず必要となる設備が含まれていなかったり、
照明やスイッチやコンセントといった細かなものの数が、
圧倒的に不足していたりすることで、
契約後に予期せぬ増額が生じるリスクがあります。

透明性のある見積もりは、
住宅会社を選ぶ際の決定的な要素です。

家づくりは多くの職人や協力会社の支援なしには成立しません。

一貫して品質を維持するためには、
これらの専門家との安定した関係が必要です。

職人や協力会社の情報を提供できない、
または頻繁に入れ替わる会社は、
品質の維持が難しいと考えられます。

建築中の現場見学を許可しない会社は、
見られたくない事情があるのかもしれません。

質の高い作業を行っている会社であれば、
いつでもどの現場でも見学に応じられるはずです。

現場見学を許可しない理由として、
「安全上の問題」を挙げる会社は、
安全管理もできていないと主張しているようなもので、
信頼性に疑問符がつきます。

自分たちの家づくりを成功させるためには、
最良のパートナーを選択をすることが最も大切です。

これらのポイントを参考に住宅会社を見極め、
安心して家づくりができるようにしましょう！