家を建てたら迷子に注意
【香織】
いつの間にか桜の時期になりました
今年は早いと言われた桜
例年より少し遅めかな??
まだまだほころぶ程度ですね
◆新築したら迷子に気をつけて!!
春は新入学、進級、入社と・・・
出会いと別れの季節ですね
住宅を建てている会社としてはやはり
完成引き渡しが多くなる時期です
家づくりはやはり、お子様の成長にあわせて考える方が多く
この時期に集中します
新しいおうちに慣れたころに
新生活が始まるくらいがベストかなぁと思います
なぜなら、
我が家の末っ子、新入学したころに一時期仮住まいをしていたのですが・・・
学校帰りに迷子になりまして💦
・・・うちの子だけならごめんなさい・・・
大あわてで探しに出て、
結局はすぐ近くでウロウロしているところをみつけたのですが、
薄情な姉兄たちは歩くのが遅い末っ子を置いて
とっとと帰ってきてしまっていたのでした
思った以上に背の小さな子からすると
木が一本あるだけで
見える景色が違うようです
入学前には、通学路の確認も
お引越しをしたおうちには必要だと思います
そして、姉兄がいるから大丈夫!!と思っていても
上の子どもたちもまだまだ子ども。
「お友達と遊びたい」さかりですから
あまりあてにしてはいけません(反省・・・)
◆便利を追及するとどうなる??
さて、幼稚園・保育園では最近、ちょと問題になっていることがあります
「トイレの水を流さない事件」の続発です
最近の家の設備はずいぶんと自動化されています
我が家も自動で流れるトイレを設置しましたが
7人家族のため2階にも設置したトイレは
あえて自動にはしませんでした
小さいころから、トイレが終わったらちゃんと流すように、と
それはもう一生懸命に言い聞かせました
子どもたちは、なんであんなに急いでトイレから出たがるのか
理解はできませんでしたが(遊びに夢中ですよね)
終わったら流さずにでてしまうことが繰り返され、、、
面倒でしたが何度も注意しながら育て、
今では当たり前にできるようになりました
これは私の考えですが・・・
人間は進化もしますが、退化も早くします
使わずに育ってしまうと、身につけるのが大変です
今は、声をかければ電気をつけたり消したりもしてくれますが
(未体験なので、ちょっとわかりませんが)
そういう体験は大人になるまで、待った方がいいのでは?と思っています
「便利」は「不便」を知らないとわからないものです
私はちょっと考えが古いかもしれませんが、
身体の動かし方も、生活習慣も
繰り返し自分で行ってこそだと思っています
◆私の子育ての反省
実は、私自身が反省しているところではありますが、
わが子たちに、甘く生きてきた母親の私。
高校生になったときに、子どもたちははじめて
自転車で遠くまで通いはじめました
そこでやっと「車って便利だね」と実感したようです
私は名古屋の街中で育ち、自転車ででかける習慣がありませんでした
江南市のように公共交通機関があまりないところに住み、
すぐに車で移動することに慣れてしまい、当然のように
子どもたちの送迎なども車でしていたのです
私にない習慣を子どもが身に着けるはずもなく・・・
高校生になり、自分の足ででかけるようになり、
道にも詳しくなり、体力もつき、
同時に自信もついたようです
(でかける範囲が広くなりすぎて母は心配ですが・・・)
教育も暮らしも毎日の積み重ねです
住まいの快適ってどこをめざすのか?はそれぞれではありますが
不便を知っておく、ということも
成長を育む家づくりとしては、必要なことかもしれませんよ
大人は便利が好きですが
子どものためには少し不便な環境をあえて準備してあげるのも
必要なのではないかな?と思っています
大きくなった子どもたちをみて
反省の毎日の母親として、思うことでした(笑)
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