耐震・リフォーム事業部
岸誠
KISHI MAKOTO
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業務内容
リフォームアドバイザー
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趣味
食べること大好き・子供とはしゃぐこと・掃除
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特技
縄跳び(健康維持のため2年程前から始めました)
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好きなもの
炭水化物全般(お米大好き)
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苦手なもの
ダイエット
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資格
一級建築士、1級建築施工管理技士、監理技術者、愛知県木造住宅耐震診断員
PROFILE
◆ 子ども時代の一宮 ◆
一宮市で3人兄弟の長男として育ちました。
昔は一宮は繊維の街として有名で、
近所の至る所にノコギリ屋根の織物工場があり、
早朝から夜の8時頃まで常に織機の音がしていて、
騒々しいのが日常でした。
ですが中学生になる頃には、ほとんどの織物工場が廃業してしまい、すっかり静かに。
今では工場が取り壊され跡地にたくさんの分譲住宅が立ち並んでいます。
夏休みのラジオ体操に毎日通っていた、
家の真ん前にあった「ちびっこ広場」にも会社の事務所が建っていて、
実家だけが昔のまま取り残されてる感じです。
当時は祖母が家でほぼ寝たきりで、
私が食事のお手伝いをしていたのですが、
代わりに本を読んでもらえたことが嬉しかった記憶があります。
そして弟と妹との思い出は、
カブトムシ捕りにハマっていたこと。
時期になると朝と夜に近所の穴場をめぐり、
売れるんじゃないかという程たくさん捕りました。
弟と妹とは今でも仲が良く、
3人で協力し合いながら母を介護しています。
◆ 建築の道へ ◆
地元の工業高校建築科を卒業し、
大規模施設の水処理施設を扱う会社に入社。
そこでは施設の設計の仕事や、
工事管理の仕事を経験しました。
そんな中、大手ゼネコンの現場に入り、
ゼネコンの監督さんの元でリアルな建築の現場を担当する機会に恵まれたのですが、
その経験によって、もっと本格的な建築の仕事がしたいと思うようになりました。
そして小牧の建築会社に転職。
最初は岐阜エリアを担当し工事管理、
続いて三重エリア担当となって分譲住宅やアパート建設の進捗管理と品質管理をしたのですが、
管理する建物の総数が100棟を超えていたため、
行く先々で対処が後手になり、
問題を解決することで精いっぱいでした。
早朝から現場に行き、
20時過ぎにに事務所に戻り、
毎日深夜0時を過ぎるまで仕事。
それでも頑張って働いたことで、
徐々に仕事の結果も出始め、
建築の仕事について良かったと思いました。
辛い事も多いけれど、
『建築の仕事は性に合っていて楽しい』
そう感じています。
◆ 建築士への道のり ◆
その会社は従業員が500人を超えていたのですが、
入社した当初は一級建築士が一人もおらず、
社外の見たこともない一級建築士の名前の印鑑が、
申請書に押されていました。
前職で出会ったゼネコンの監督さんが一級建築士だったことに憧れていたことと、
この業界に長く居続けるなら資格を取得したほうが良いと言われることが多かったため、
建築士の資格取得を決意。
まずは二級建築士に挑戦となったのですが、
勉強が大の苦手だったので独学はあきらめ、
学校に通うことに。
そこから半年間、
お昼休み中や少しの隙間時間にも勉強し、
仕事を終えて夜中の1時に帰った時でも勉強しました。
学校の費用が高かったので、
もし不合格だったら再度通うことは難しく、
資格取得は諦めなければいけないかも。
そんな覚悟で臨んだからか、
一度目のチャレンジで何とか合格できました。
しかし資格を取得した後も忙しさは変わらず、
今度は滋賀県の担当に。
当時は上司も単身赴任ばかりだったので、
自分の将来を考えた時に、
このままこの会社で働き続けていいのかと、
迷いが生じました。
◆ 安井建設での挑戦 ◆
当時の会社で働き続けるかどうかとても悩みましたが、
地域に密着した転勤のない建設会社に転職することに決めました。
そして26歳の時の3月に安井建設に入社。
今年で24年目の古株になりましたが、
入社当時は社員も10人程度で、
事務所はいつもタバコ臭く、
社員同士の会話もほとんどなく、
話しかけることすらためらうほどでした。
最初は新築住宅の工事管理を担当。
工事の手配以外にも資材の運搬やゴミの搬出、
工事後のクリーニングなど、
今とは違い工事管理の仕事の幅が広く、
数件現場を回るとそれらの仕事だけで1日が終わってしまうこともありました。
『一級建築士にならないと一人前ではない!』
という厳しい掟が安井建設にはあり、
入社の条件にも、
『一級建築士を目指すこと』
となっていました。
当時は先輩も資格取得のために毎年学校に通い続けていたので、
私も同じく学校に通うことに。
学校での勉強だけでなく、
仕事の合間も、帰ってからも勉強し、
大好きなお酒も断って、
人生で一番勉強したといえるほど頑張りました。
そして一級建築士に挑戦した初年度。
1次試験で1点足らずに不合格……
しかし資格取得は掟なので、
諦めるわけにはいきません。
でも、勉強のスタイルを少しだけ変えました。
禁酒はやめて、
勉強した後はお酒を飲んでリラックス。
それが良かったのか(?)、
2度目のチャレンジで合格することができました。
◆ リフォーム部門を背負う ◆
新築の現場管理を9年担当し、
木造、鉄骨、鉄筋コンクリートと、
幅広い建物の施工管理を経験できたことは、
自分の財産になっています。
入社10年目から現在までは、
耐震、リフォーム、リノベーションの営業、
設計、施工管理を一貫して担っています。
最初は営業もリフォームの工事も未経験。
お客様との話も下手くそで、しどろもどろ。
工事も予想外の事が起きてトラブルばかり。
『こんなことで務まるのか?』
『自分には向いていないんじゃないか……』
失敗に次ぐ失敗で、
何度も心が折れかけました。
リフォームは、お客様が住んでいる状態で工事をすることが多くあります。
なので、
『できるだけ早く工事を進める』
『その日の工事後には必ず清掃をする』
『既存の内装や家財を汚さない傷つけない』
『工事前後の家具の移動』
といった新築の工事管理にはない気遣いが必要で、
ご迷惑をお掛けしたことも多々あったのです。
それでも喜んでくれるお客様の姿を見ると、
幸せを感じることができ、
それを励みにここまで頑張ってこられました。
これまでたくさんの経験を積んだことで、
ご提案できる幅も広がり、
技術面でも気遣いの面でも、
どこにも負けないようになったと思っています。
これからも、どんなご要望にも応えられるように、
お客様に寄り添い頑張っていきます!
岸誠
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営業から設計、工事管理、アフターメンテナンスまで一貫して行う為、やりがいのある部門です。お客様とは、出会いから工事完成以降に渡り長いお付き合いになりますので、お客様から信頼頂けるよう、無駄を省いた使い勝手の良いプランニング、品質管理等、『誠心誠意』をモットーに頑張っています。